ここに掲載している透明水彩画は、Anna Masonのオンラインスクールが提供する写真を使用して制作された細密画です。
(Anna Masonオンラインスクールの教材・参考動画)
はじめに
ふんわりとした花びらと、やさしい色合いが魅力のビオラ。
透明水彩ならではの“にじみ”や“透け感”を楽しみながら、ゆっくり描いてみませんか?
今回は、水彩初心者の方向けに「ビオラの描き方」をわかりやすくまとめました。
小さな花びらを一枚ずつ描いていく時間は、とても癒されるひとときです。
透明水彩のやさしい表現を楽しみながら、可憐なビオラを描いてみましょう。
このレッスンのポイント
- 透明水彩らしいやわらかな色づくり
- ビオラの繊細な花びら表現
- 光と影を使った立体感の出し方
- 初心者でも描きやすい重ね塗りのコツ
- にじみを活かした透明感のある仕上げ
制作の流れと考え方
この作品では、ビオラのやさしい雰囲気を大切にしながら描き進めました。
透明水彩は、一度に完成させるのではなく、薄い色を少しずつ重ねていくことで自然な美しさが生まれます。
特に花の中心部分は丁寧に描き込み、花びらはやわらかさを残しながら仕上げています。
焦らずゆっくり描き進めることで、透明感のある美しい作品になります。
画材
筆
- 000号
- 0号
- 1号
- 3号
紙
- 水彩紙(細目)
細かな表現がしやすく、やわらかなにじみも楽しめます。
鉛筆
- B鉛筆
使用した透明水彩絵の具
- コバルトブルー
- ウルトラマリン
- ホルバイン ブライトバイオレット
- オリーブグリーン
- ペインズグレイ
- グリーン
- オレンジ
- ウィンザーレモン
- 黄土色
制作手順
✏️下書き(形をとらえる)

まずはビオラ全体の形を、大まかにやさしく描いていきます。
最初は少し濃く描いてしまっても大丈夫。
あとから調整できるので、花びらの流れやバランスを意識しながら進めましょう。
特に花の中心部分は、完成時の印象を左右するため丁寧に形を整えます。
🎨下塗り(全体の色を決める)

最初の下塗りでは、作品全体の色の雰囲気を決めていきます。
今回は、コバルトブルーとペインズグレイを中心に使用しました。
透明水彩は薄い色から重ねることで、やさしく透明感のある仕上がりになります。
初心者の方は、必要に応じてマスキングインクを使うと安心です。
🌗光と影で立体感を出す(明暗をつける)

花びらに少しずつ影を入れながら、立体感を出していきます。
ウルトラマリンを重ねることで、透明感を保ちながら奥行きが生まれます。
花びらの重なりや、光が当たる部分を意識すると、ふんわりとした表情になります。
透明水彩は「塗る」というより、「色を重ねて育てる」感覚で描くのがポイントです。
🖌️仕上げ(細部を整える)

最後に花びらの輪郭や細かな模様を整えて完成です。
コバルトブルーを中心に使いながら、花びらのやわらかさや薄さを表現しました。
描き込みすぎず、やさしい空気感を残すことで、透明水彩らしい癒しの作品になります。
制作時間:約12時間