レッスンで学んだことをもとに、赤富士が持つ空気感や色の重なり、雄大な奥行きを観察しながら、透明水彩ならではの積層表現に挑戦しました。
レッスン作品として描き始めましたが、途中からは課題を少し離れ、自分の感じた景色を自由な気持ちで表現しながら仕上げた自主作品です。

はじめに
これまで小鳥や花、小動物を中心に描いてきましたが、今回は初めて本格的な風景画である赤富士に挑戦しました。
風景画ならではの広がりや空気感を表現することは簡単ではありませんでしたが、レッスンで学んだ透明水彩の基本を活かしながら、一歩ずつ制作を進めました。
赤富士は赤・橙・紫・青・灰色など、多くの色が重なって見えるため、一色で描くのではなく、薄く何度も色を重ねることが美しい仕上がりにつながります。
このレッスンで身についた実力確認
・透明感を保った重ね塗り
・明暗による立体表現
・色の観察力
・空気感の表現
・にじみを活かした彩色
レッスンのポイントで学んだことの実行
今回の作品では、レッスンで学んだ基本を一つずつ確認しながら制作しました。
・薄い色を重ねて透明感を保つ
・明暗を少しずつ積み上げる
・空と山の色の変化を観察する
・夕焼けの光を意識する
・にじみを活かして自然に仕上げる
完成を急がず、少しずつ色を積み重ねることで、赤富士らしい深みを表現しました。
制作の流れと考え方
透明水彩では、一度で仕上げるのではなく、観察しながら少しずつ色を重ねることを大切にしました。
制作の途中からはレッスンを少し離れ、自分が感じた赤富士の雄大さや静けさを自由な気持ちで表現しています。
・一度で完成させない
・薄い色を重ねる
・明暗を観察する
・色の変化を丁寧に捉える
・自然なにじみを活かす
使用した道具
筆
・000号
・0号
・1号
・3号
水彩紙
・細目
使用した透明水彩絵の具
・パーマネントローズ
・オペラローズ
・バーントシエナ
・コバルトブルー
・ウルトラマリン
・イエローオーカー
制作手順
✏️ 下書き

富士山と雲の配置を確認しながら全体の構図を整えます。風景全体のバランスを意識し、後の彩色がしやすいように下描きを行いました。
🎨 下塗り

空と富士山全体に薄く色を重ね、作品全体の土台を作ります。空の色や赤の発色を確認しながら、透明感を残して彩色しました。
☁️ 雲の彩色

夕焼けに染まる雲を意識しながら、にじみを活かしてやわらかな空気感を表現しました。初めて描く雲でしたが、観察しながら少しずつ形を整えています。
🏔️ 富士山の彩色

光が当たる部分と影になる部分を描き分けながら、赤富士らしい色合いを目指して何度も色を重ねました。
🌗 明暗・立体感

山肌や山麓の明暗を調整し、富士山に奥行きと立体感を加えていきます。少しずつ色を重ねることで自然な存在感が生まれました。
🖌️ 細部の描き込み

尾根や山肌、雲との境界など細かな部分を描き込みながら、全体の完成度を高めていきます。
✨ 仕上げ

全体の色のバランスを見直し、夕焼けの雰囲気や空との調和を整えて完成です。最後まで少しずつ修正を重ね、自分らしい赤富士に仕上げました。
まとめ
初めて挑戦した風景画でしたが、レッスンで学んだ透明水彩の基本を積み重ねることで、自分らしい赤富士を描くことができました。
思い描いた赤色や雲の表現に悩む場面もありましたが、その試行錯誤が作品の深みにつながったように感じます。
普段は完成まで2〜3か月ほどかけることが多い作品ですが、今回は限られた期間の中で集中して制作を進めることができました。
透明水彩は、観察しながらゆっくりと色を重ねることで豊かな表現が生まれます。レッスンで学んだことを活かしながら、ときには自由な気持ちで筆を動かし、自分だけの一枚を楽しみながら描いてみてください。
